チャーチル会東京とは

(1)年2回、恒例展示会の開催

何といっても、これが会のイベントの中心です。会員たちは、とにもかくにも毎回力を込めて制作し、満を持して出展することになります。たまには、自信作ができないうちに会期が来てしまったとボヤきながらも全員が絵を持ち込みます。

陽春/初夏、銀座の画廊での「油絵展」

日英協会の後援、NHK厚生文化事業団の協賛をいただき、毎年5〜6月ころに開催します。 会員のほぼ全員と先生(客員)の作品、6号から20号までの油絵、総数約50点以上が出展され、即売もいたします。買い物客の方も足を停め、またご常連の方も毎回多数楽しみにご来場されています。

年末近く、有楽町周辺のギャラリーでの「絵画小品展」

12月上旬に、有楽町周辺のギャラリーにおいて開かれる絵画小品展は、油彩4号以下、水彩8号以下に限定し、春の油絵展と同様、恒例行事として、50〜60点以上の作品が出展されます。小品のため手軽で、ちょっと気に入った絵を手に入れていただくチャンスとして、特にリピーターの方に人気の高い展覧会です。

(2)日常の活動

(1)アトリエでの制作活動など

チャーチル会東京では、銀座裏にあるビルの一室でおよそ月3回のアトリエ制作をおこなっています。 毎回10数名ほどが集まってアトリエは熱気を帯び、各回約3時間の自由な制作機会です。 先生の指導を受けながらも制作内容は参加者各自の自由が重んじられ、それぞれ日常の諸々をほとんど全て忘れて、絵筆の楽しみに没頭することができます。中休みにはおやつも用意され、絵のことを始め、様々な話題に花が咲きます。
春秋の良い季節には、アトリエでなく別の場所に集合して、戸外スケッチに出掛けることも。また年に一、二度の一泊のスケッチ旅行会も企画されます。

(2)姉妹会との交流行事

近隣などの一部の姉妹会との間では、合同スケッチ会などの交流親睦行事を開催することがあります。

(3)チャーチル会恒例の「全国大会」

チャーチル会では、全国各地40余りの姉妹会から参加者が一堂に会す、年に一度の賑やかな全国大会を開催しています。開催地は毎年全国各地持回りとなっており、主催者は地元の特色を活かした演出に工夫を凝らし、数百名にのぼる全国からの参加者を歓迎します。
例年の大会では、参会者たちは参加登録もそこそこに、スケッチブック片手に主催者推奨のスケッチ・ポイントに散り、しばし制作に没頭します。主会場に戻って、作品の展示と地元の先生たちによる選考、批評、表彰などが和やかに行われます。夜の懇親会では皆が再会を喜び合い、地元芸能の披露などもあって、賑やかに楽しい夜が更けていくのが通例です。

(4)会員親睦の会合

会の基本的な事項を決める年一度の会員総会を始め、新年会・忘年会などが主な親睦行事です。またアトリエでの制作が終わった後の懇親も楽しみです。